
目的や用途に合わせた、さまざまなタイプのプラズマユニットをはじめ、各種薄膜材料の開発やポリマー材料へのプラズマプロセス(CVDやエッチング)の開発に適した、多彩な研究用装置を販売。薄膜太陽電池などの薄膜デバイスの研究開発に最適な、低価格のマルチチャンバーシステムなどもご用意しています。
目的に合わせてスパッタ成膜やプラズマCVD成膜など、さまざまな成膜プロセスを組み合わせることも可能です。お気軽にお問い合わせください。
液晶テレビなどにおけるアプリケーションの変化に伴う、基板サイズの大型化。従来の誘導結合プラズマ源は、低ガス圧領域で高密度のプラズマが得られ、構造が簡単なものである一方、大型化によるアンテナ電圧の増大によりプラズマダメージが大きくなり、大面積の製造に課題があります。「低インダクタンスアンテナ方式(LIA)」は、高いプラズマ密度+高い電力利用率+低ダメージを実現。従来のプラズマ源(容量結合型)の技術課題を解決します。
①プラズマダメージの少ない、高密度プラズマの生成が可能
②大きなガラス基板や長尺なフィルム表面へ均一処理が可能
③独立かつ統合的なプラズマ制御が可能
処理基材をプラズマエリア(幅200m×高さ800mm)内で移動させることで、均一な処理が行えます。工具・金型やフィルムの表面処理に適したプラズマシステムです。
用途 | 開発用・生産用 |
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処理面積 | 200mm×800mm |
RF電力 | 3kW |
給電方式 | 分岐方式(1台のRF電源より3~4本のアンテナへ分岐して給電) |
2次元的なプラズマ特性(プラズマ電位、密度など)の変化を連続して評価することができます。PC画面上でモニタリングし、データの集積・分析を図ります。
用途 | 開発支援ツール・データ処理 |
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従来のDCスパッタ成膜と低インダクタンスアンテナによる高密度・低ダメージプラズマを融合。さまざまなスパッタ成膜の高速化・低ダメージ化を実現します。
①高密度プラズマの支援で、高速・低ダメージの成膜が可能
②反応性の促進で、良質な酸化膜や窒素膜を低温で成膜可能
③反応性スパッタ成膜においても、高速成膜を実現
④マルチアンテナの採用で、長尺化・大面積化が容易に
薄膜デバイスの研究開発に最適なドラム式多層膜形成装置。1つの真空チャンバー内に4つの成膜プロセス室と独自開発の基板ステージ回転機構を搭載することで、大気解放することなく、多層膜を連続して形成することができる研究用成膜装置です。
①小型で安価な1チャンバー多層膜成膜装置
②最大4層の成膜が大気解放することなく連続して成膜できます
③目的に合わせて、スパッタ成膜やプラズマCVD成膜など、さまざまな成膜プロセスを組み合わせることができます
④基板ステージには、水冷機構および加熱機構(400℃程度:オプション)を搭載することができます
プロセス室 | 4室 |
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基板交換室 | 1室 |
真空排気ポンプ | ターボ分子ポンプ(2000L/s) |
基板サイズ | max100mm□ |
基板温度 | 水冷~400℃(基板加熱機構はオプション) |
基板バイアス機構 | オプション |
薄膜デバイスの研究開発に応える低価格のマルチチャンバーシステムです。1つの真空チャンバー内に多層膜成膜装置と独自開発の基板ステージ回転機構を搭載。最大5層の成膜が大気解放することなく、多層膜を連続して形成できます。
①小型で安価な1チャンバー多層膜成膜装置
②最大4層の成膜が大気解放することなく連続して成膜できます
③目的に合わせて、スパッタ成膜やプラズマCVD成膜など、さまざまな成膜プロセスを組み合わせることができます
④基板ステージには、水冷機構および加熱機構(400℃程度:オプション)を搭載することができます
独自技術である低インダクタンスアンテナ(LIA)を用いた、誘導結合プラズマ源を搭載。LIAプラズマ源が生成する高密度・低ダメージプラズマを用いて、各種薄膜材料の研究開発やポリマー材料へのプラズマプロセス(CVD、エッチング)の研究開発に適しています。研究開発を効率よく行えるチャンバー構成(ロードロック室・真空基板搬送)に加え、自動プロセス、プロセスデータロギング機能を搭載しています。